アクシデントになる前に。 ノースショアデザイン/ショアライン・フェーゴ その4スケッグ 修理 漏水 水漏れ
- Category: カヤック メンテナンス&修理
- 2006年09月19日

カヤックを倉庫の天井からとった2本のラッシングベルトでつるす。
バウ側を地面まで落とし、スターンを上げる。
(高さのコントロールが容易です。)
エポキシを流し込む時に水平を出す必要がある。
エポキシで面の、割れた部分を埋めていく。
割り箸の先端を針状、平ヘラ状など大きさを変えて数本研いだものを用意する。
マスキングテープを巻いた内側のねじ型を引き抜いたとき、
割れた部分も剥離してしまい、ヘラでなんとか元に戻す。
硬化時間が日陰で若干長く感じる。
といっても倉庫の中は暑い。35度くらい?
暑さで蚊がいないくらいです。
割り箸で外側のプラスティック・ナットを挟んで面に仮に押し付ける。
ナットに向けて内側のねじを閉めこんでいく。
顔と右腕をスターンハッチに突っ込んでLEDヘッドランプで確認しながら
プライヤーで締めこむ。
ねじ山を握りつぶさないように神経を使う。
クビも腕も吊りそうで、暑い。
水洗/乾燥1日 作業一日 接着/乾燥1日 作業1日
漏水チェック 接着のやり直し と行程は続く。
以前、ウォーターフィールドでカナックのカップリング作業を見たことがあるけれど、大きな人は手が届きにくい。
イギリス人は作るたびにこの作業をやっているのだろうか?
本当に職人さんには頭が下がります。
**千葉のZENさんのサイト
スケッグのメンテナンス
で同じようなトラブルの解説、
対処方法が載っています。
スケッグ艇オーナーは一度みてみてください。
http://zen.ms-n.com/ment/skeg.htm