天草だより(おしらせBLOG) > あまくさ 波情報 気象 海象データ 

2022/06/21 火曜日 天草波情報  夏至 日の出05:12 日の入り19:30   23℃/℃ 


09:00気象衛星ひまわり画像から
チェジュと五島列島の間 梅雨前線上に発生した風の渦。
06:30前後くっきりと渦が発達。
null



わずか2時間半で、風弱く→18M/S
四季咲岬灯台
2022/06/21 05:55 南 18 m

午前6時の実況天気図
渦が発生している場所は前線上のキンク部分と表現される。
キンク前面/東側進行方向では南風の強風域

たまたま今朝はナウキャストのチェックしてたら、見つけた。
 当たり前だけど、やはりナウキャストの1時間後までの予測は全く当たらない。
見当違いです。
 モニター見てると、もっともらしく見えるところが胡散臭い。
気象庁も検証してないのだろう。


null



短期予報解説資料1 2022年6月21日15時40分発表
気象庁
1.実況上の着目点
① 500hPa 5820m 付近の強風軸に対応する前線が華中付近から西日本を通り、東日本の南岸~日本の東へのびている。
また、東シナ海の 500hPa 5820m 付近のトラフに対応して、前線上の九州付近にはキンクがあってゆっくり東進。
前線やキンクに向かって太平洋高気圧縁辺の下層暖湿気が流入。
21 日09 時の鹿児島の高層観測では、850hPaθe 341K を観測。
前線近傍や前線の南側では対流雲が発達しており、九州南部・奄美地方では非常に激しい雨を解析。
発雷を活発に検知し、メソサイクロンを検出。
九州南部では、土砂災害の危険度が高くなっている所がある。

2.主要じょう乱の予想根拠と解説上の留意点

① 1 項①の前線は、22 日にかけて西日本~東日本の南岸に停滞。
1 項①の前線上のキンクは、21 日日中に九州を通過。
1 項①のトラフが次第に浅まり 22 日にかけて西日本~東日本を通過するため、
前線上のキンクは 21 日夜には不明瞭となる見込み。

前線やキンクに向かって 850hPaθe 345K 以上の下層暖湿気が流入するため、
九州南部では21 日は雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある。
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒。落雷や竜巻などの激しい突風に注意。

② 22 日にかけて、西~東日本では前線に向かって 850hPaθe 345K 以上の下層暖湿気が流入し、
日中の地上気温の上昇や500hPa 5820m 付近の正渦度移流により、
大気の状態が不安定となる所がある。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意。
西~東日本の太平洋側を中心に、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがある事に留意。
前線は22 日にかけて西日本~東日本の南岸に停滞するが、
西日本では22 日は亜熱帯高気圧の勢力が次第に強まるため、
西日本では活動が弱まり、
23 日朝には西日本では前線は不明瞭となる見込み。

③ 23 日は、前線は東日本から日本のはるか東へのびる。
東日本を中心に高気圧縁辺の下層暖湿気が流入し、日中の地上気温の上昇も加わり、
大気の状態が不安定となる所がある。
落雷や突風に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点 総観場はGSM 基本、量予想や降水分布などはMSM やLFM も参考。

4.防災関連事項 [量的予報と根拠] ①大雨ポテンシャル(18時からの24時間):東海・伊豆諸島120、
近畿・関東甲信100mm。2 項の短時間強雨に注意。②波浪(明日まで):高い所(3m 以上)はない。

5.全般気象情報発表の有無 「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」を17 時頃に発表予定。

Add Comment

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。