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アクシデントになる前に。 ノースショアデザイン/ショアライン  スケッグ 修理 漏水 水漏れ


2022
アクシデントになる前に、トラブルの段階で止めたい。

 ショアライン/フェーゴ/スケッグ仕様/6年使用の中古艇/2オーナー

 どうしてもスターンのハッチ内にわずかな漏水があるので
ここしばらくのあいだ、気になっていました。

 毎回、非常にわずかな漏水で、雨の日もあったので確信がもてなかったのですが、
先日、スターンハッチを満水にして、原因を突き止めました。

 あなたのお気に入りのノースショア艇。
こんな症状がでていませんか?

 ほおっておくと恐ろしいことになります。
昨年のシーカヤックアカデミーを受講された方は気がつくのではないでしょうか。

 似たような症状がある、思い当たる人で、
この週末からツーリングを予定している人は
必ずチェックして欲しい。

2020
スケッグボックスとのワイヤー連結部分がすっかり水に浸かるまで、
ガンガン水を溜めます。

2031

 水圧をかけると水がぽたぽたとゆっくり垂れてきました。
非常にゆっくりともれていきます。

 ツーリング中になった場合、ハッチの中に
パドルフロートでも入れておくしか手がないかもしれません。

2021
 外から水圧をかけて水をスケッグボックスに入れていきます。
するとある程度かけると水がちろちろと流れ始めました。

***画像はねじ止めのストッパーと二重のパッキンをはずした状態。
もちろん水はもれます。

 部品はネジ止めのストッパー、ゴムパッキン、ウレタンパッキンで構成されています。

 原因はワイヤーを通すアウターチューブが経年劣化で
ちじみ、隙間から水が漏れ始めた為のようです。
ほんの1センチにも満たない長さのようです。

**千葉のZENさんのサイト
スケッグのメンテナンス
で同じようなトラブルの解説、
対処方法が載っています。
スケッグ艇オーナーは一度みてみてください。
http://zen.ms-n.com/ment/skeg.htm

 現在、輸入元であるパドルコーストに交換パーツを手配しています。

考えられる解決策
 アウターチューブを切断して正しくスケッグボックスに連結。
同時に切ったチューブを継ぎ足して防水処理。

 ただ、この場所、非常に作業がしにくいです。
顔と手が一度に入りません。
 私にとっても初めてのトラブルです。
 

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