アクシデントになる前に。 ノースショアデザイン/ショアライン スケッグ 修理 漏水 水漏れ
- Category: カヤック メンテナンス&修理
- 2006年04月26日

アクシデントになる前に、トラブルの段階で止めたい。
ショアライン/フェーゴ/スケッグ仕様/6年使用の中古艇/2オーナー
どうしてもスターンのハッチ内にわずかな漏水があるので
ここしばらくのあいだ、気になっていました。
毎回、非常にわずかな漏水で、雨の日もあったので確信がもてなかったのですが、
先日、スターンハッチを満水にして、原因を突き止めました。
あなたのお気に入りのノースショア艇。
こんな症状がでていませんか?
ほおっておくと恐ろしいことになります。
昨年のシーカヤックアカデミーを受講された方は気がつくのではないでしょうか。
似たような症状がある、思い当たる人で、
この週末からツーリングを予定している人は
必ずチェックして欲しい。

スケッグボックスとのワイヤー連結部分がすっかり水に浸かるまで、
ガンガン水を溜めます。

水圧をかけると水がぽたぽたとゆっくり垂れてきました。
非常にゆっくりともれていきます。
ツーリング中になった場合、ハッチの中に
パドルフロートでも入れておくしか手がないかもしれません。

外から水圧をかけて水をスケッグボックスに入れていきます。
するとある程度かけると水がちろちろと流れ始めました。
***画像はねじ止めのストッパーと二重のパッキンをはずした状態。
もちろん水はもれます。
部品はネジ止めのストッパー、ゴムパッキン、ウレタンパッキンで構成されています。
原因はワイヤーを通すアウターチューブが経年劣化で
ちじみ、隙間から水が漏れ始めた為のようです。
ほんの1センチにも満たない長さのようです。
**千葉のZENさんのサイト
スケッグのメンテナンス
で同じようなトラブルの解説、
対処方法が載っています。
スケッグ艇オーナーは一度みてみてください。
http://zen.ms-n.com/ment/skeg.htm
現在、輸入元であるパドルコーストに交換パーツを手配しています。
考えられる解決策
アウターチューブを切断して正しくスケッグボックスに連結。
同時に切ったチューブを継ぎ足して防水処理。
ただ、この場所、非常に作業がしにくいです。
顔と手が一度に入りません。
私にとっても初めてのトラブルです。