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2019/03/09 11(月曜日)は春三番? いよいよ春の嵐が接近。 予想天気図(72時間)


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短期予報解説資料1 2019年3月9日03時40分発表
気象庁 予報部

1.実況上の着目点
① 日本付近に中心を持つ高気圧に覆われて広く晴れている。
高気圧の北縁や南縁では気圧の傾きが大きく、北海道や南西諸島ではやや強い風が吹き、
波高がやや高くなっている。
また、関東の沿岸も千島の東の低気圧からのうねりが続き、波高が高い。

② 華南では500hPa5700~5760m付近の流れが明瞭となり、南西諸島付近に降水を広げている。



2.主要じょう乱の予想根拠と解
説上の留意点
① 1 項①の高気圧は、9 日朝には中心を日本の東へ移す。日本付近に高気圧の縁をまわって暖かい空
気が流入し、10 日にかけて850hPa の気温は平年より5~10℃程度高くなる。積雪の多い地域では、な
だれに注意。また、1 項①の気圧の傾きの大きな状態は9 日も続くが、関東のうねりは次第におさまる。
② 1 項②の流れに沿って、9 日朝までに華南で前線が顕在化。9 日午後は正渦移流が強まり、前線は先
島諸島にのび、10 日朝には東シナ海の前線上に低気圧が発生し、発達しながら東北東進して10 日夜は
四国の南に達する。低気圧や前線の南から850hPaθe327K 以上の暖湿気が流入するため、大気の状態
が不安定となる見込み。9 日は先島諸島を中心に、10 日は南西諸島から西日本で、落雷や突風、短時
間強雨に注意。低気圧が発生すると、下層風が収束し、局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる
おそれがあることに留意。低気圧周辺では、強風や高波にも注意。
③ 9 日夜には東シナ海へ500hPa5580~5640m 付近のトラフが東進し、東シナ海で低気圧が発生。低気
圧は東北東進し、10 日午後は九州北部へ達する。低気圧に向かって下層暖湿気が流入するため、10 日
は、西日本の広い範囲で雨となり、大気の状態が不安定となる。落雷や突風、短時間強雨に注意。
④ 9 日は低気圧がアムール川下流からオホーツク海へ進み、寒冷前線が北海道地方を9 日午後から10
日朝にかけて通過する。北日本は、1 項①の高気圧と低気圧や前線の間で気圧の傾きが大きくなる。10
日にかけて、強風や高波に注意。寒冷前線近傍では、対流雲の発達や、雪・雨の強まりに留意。

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