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大雪と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号


大雪と雷及び突風に関する全般気象情報 第3号

平成31年1月25日16時48分 気象庁予報部発表



(見出し)
26日から27日にかけて、東日本から西日本の日本海側の広い範囲と太平
洋側の山地を中心に大雪となり、太平洋側の平野部でも積雪となるところが
あるでしょう。大雪や路面凍結による交通障害に注意・警戒してください。
また、東日本から西日本の日本海側を中心に落雷や竜巻などの激しい突風に
注意してください。

(本文)
[気圧配置など]
 山陰沖の低気圧が25日夜には北陸地方に進んで不明瞭となるでしょう。
26日朝までには関東の東海上に別の低気圧が発生し、急速に発達しながら
東に進み、その後は、27日にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。東
日本の上空約5000メートルには氷点下39度以下、西日本の上空には氷
点下33度以下の平年よりも6度から14度低い強い寒気が流れ込む見込み
です。

[防災事項]
<大雪>
 26日から27日にかけて、東日本から西日本の日本海側の広い範囲と太
平洋側の山地を中心に大雪となり、太平洋側の平野部でも積雪となるところ
があるでしょう。
 26日18時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、
   北陸地方、関東甲信地方 70センチ 
   近畿地方、中国地方   60センチ
   東海地方        50センチ
   九州北部地方      30センチ
   東北地方        25センチ
   四国地方        20センチ
 27日18時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、
   北陸地方、関東甲信地方  50から70センチ
   東北地方、近畿地方    30から50センチ
   東海地方、中国地方    20から40センチ
の見込みです。
 大雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意し
てください。

<雷・突風>
 26日にかけて、東日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が非常
に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発
達した積乱雲の近づく兆しがある場合には建物内に移動するなど、安全確保
に努めてください。

[補足事項]
 地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
 この情報は「大雪に関する全般気象情報」を引き継ぐものです。
 次の「大雪と雷及び突風に関する全般気象情報」は、26日5時頃発表予
定です。



2.主要じょう乱の予想根拠と解
説上の留意点
① 北海道の風は次第に弱まるが、25 日夜遅くにかけて高波に注意。
② 1 項②の寒冷渦とトラフは25 日夜には日本海に進む。寒冷渦は26 日夜にかけて北陸地方へ進み、
27 日朝には関東の東海上へ抜ける。寒冷渦の南西側にのびているトラフは深まりながら、26 日朝には
西日本を通過し、26 日夜には日本の東へ抜ける。1 項①の地上シアーラインは次第に南下し、26 日未
明には山陰を通過した後不明瞭となる。また、1 項①の低気圧は25 日夜には北陸地方へ進み、その後
消滅する。房総半島付近には26 日未明に新たに低気圧が発生し、急速に発達しながら東進。26 日夜に
は日本の東で最大風速55kt [SW]級に達する見込み。低気圧や地上シアーライン周辺では気圧の傾きが
急となり、26 日は冬型の気圧配置が強まる。27 日にかけて広い範囲で、風雪や強風、高波に注意。
③ 日本海や関東の東海上の低気圧、地上シアーライン近傍では大気の状態が不安定となるため、東日
本と西日本の日本海側を中心に26 日にかけて、落雷や突風、降雪の強まりや着雪に注意。また、26 日
から27 日にかけて西日本から東日本には、500hPa で平年より6~14℃程度低い -36℃以下の強い寒気
が南下する。東日本と西日本の日本海側を中心に大雪に注意・警戒し、なだれに注意。東北地方から
西日本にかけての太平洋側でも積雪となる所があるため、積雪や路面凍結による交通障害に注意。ま
た、トラフの接近・通過時の落雷や突風にも注意。
3.数値予報資料解釈上の留意点
総観場は最新GSM を基本とし、量予報や降水分布、降水種別はMSM も参考にする。寒冷渦の位置が
少しずれることにより強い降水域が変化するので、寒冷渦の動向に留意。
4.防災関連事項[量的予報と根拠]
① 大雪ポテンシャル(18 時からの24 時間):関東甲信・北陸70、近畿・中国60、東海50、九州北部30、
東北25、北海道・四国20cm。その後27 日にかけて東・西日本の日本海側を中心に降雪量はさらに多
くなる。 ② 波浪(明日まで):関東・伊豆諸島5、東北・北陸・近畿・中国・九州北部・九州南部・
奄美・沖縄4、北海道・東海3m。
5.全般気象情報発表の有無 「大雪と雷及び突風に関する全般気象情報」を17 時頃発表予定。


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平成31年 1月25日16時22分 熊本地方気象台発表

熊本県の注意警戒事項
 熊本、天草・芦北地方では、強風に注意してください。天草・芦北地方では、高波に注意してください。熊本県では、空気の乾燥による火の取り扱いに注意してください。

お知らせ 平成31年1月3日の熊本地方の地震と平成28年(2016年)熊本地震の影響を考慮し一部市町村では、大雨、洪水の警報・注意報について通常基準より引き下げた暫定基準で運用しています。
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苓北町 [発表]波浪注意報 [継続]強風,乾燥注意報 
 風 注意期間 26日夕方にかけて 以後も続く
   ピークは26日朝
   北西の風
   陸上 最大風速 12メートル
   外海 最大風速 15メートル
 波 注意期間 25日夜遅くから 26日夕方にかけて 以後も続く
   ピークは26日朝
   波高 3メートル
 乾燥 注意期間 27日まで
   実効湿度 65パーセント 最小湿度 40パーセント

長崎海上気象
25日15時観測 25日19時00分発表

観測実況
25日15時
チェジュ 北西 9ノット 曇 1023ヘクトパスカル 8度 10海里
福江 西北西 12ノット 晴 1020ヘクトパスカル 12度 10海里
モッポ 北 18ノット 曇 1024ヘクトパスカル 4度 9海里

予報
長崎西海上
海上強風警報継続中
今日から明日
風  北西 30ノット(15メートル) 26日09時までに 北
   35ノット(18メートル) 26日21時までに
   30ノット(15メートル)
天気 曇
視程 5海里(10キロ)
波  2メートル 25日21時までに 3メートル 26日09時までに
   4メートル
明後日
風  北 20ノット(10メートル) 27日15時までに
   10ノット(5メートル)
天気 晴時々曇
視程 5海里(10キロ)
波  3メートル 27日21時までに 1.5メートル長崎海上気象
25日15時観測 25日17時45分発表

海上強風警報  長崎西海上 女島南西海上
海上風警報  済州島西海上

気圧の傾きが急になっている

長崎西海上では 北西の風が強く 最大風速は
30ノット(15メートル) 26日09時までに 北の風が強く
最大風速は 35ノット(18メートル) に達する見込み

女島南西海上では 北西の風が次第に強まり 25日21時までに
最大風速は 30ノット(15メートル) に達し 26日09時までに
北の風が強く 最大風速は 35ノット(18メートル) に達する見込み

済州島西海上では 北の風が強く 最大風速は
30ノット(15メートル)

この警報の対象期間は 26日15時までです

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