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風が何処から吹いてくるか?それを知る


06131
築の島ビーチークリーンに出発

夏の気配強まる。暑さとともに風も変化。朝は東、昼は西。夕は凪。いつも風を感じてる。

最近JDの『シーカヤッキング』を読み返しています。
 特に今、セーリングについて興味があります。

 今、読み返してみるとその当時は考えなかったけれど、
今なら、あ~なるほど。その意味だったのかと納得。

そして新たな疑問がわいてきます。
いつかパドルを置く日が来ても、きっとこの繰り返しなんだろうな。

 初心者のころは想像さえできないところが多い本ですが、
再読のたびに発見があります。

 いろんな海で漕いでみてください。
日本は東に行っても西に行っても海です。

double pump


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シーカヤックアカデミーの後片付けと仕事の打ち合わせのため、
西海岸に行く途中で1時間だけ遊んだ。

 このごろ自分の時間をひねり出すのにちょっと工夫が必要。
身体が思ったようには動かないですね。
初心に戻りました。
 プレイボーティング誌のバックナンバーやビデオを見て練習します。
 
 サーフカヤックもシーカヤックもフリースタイルも楽しい。
短い時間でも浮かんでいるだけで幸せです。

 10年前のボートでdouble pump
 

下降場所を探して


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友人とオールドボートで島内の川へ行く。


講習参加予定者でロールの動画をお探しの方はこちらも参考に。
ビデオ買ったほうが早いです。



 ちょうど良いエディラインがあるので、今度はZWOもって行こう。

  ESKIMO といえば、この人Shaun Baker

こんなのも。
 

『キールラインのFRPテープ補強』について ウォーターフィールドカヤックス スパルタンキング


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『シーカヤックアカデミー2008天草』にて岩魚さん仕様のスパルタン・キングを紹介しました。

 シーカヤックアカデミー夜の講座でも話題になりましたが
このブログが原因で大きな誤解をされている人が多いので
この場で補足の説明とお詫びいたします。

 このブログを見て、ウォーターフィールドカヤックスをオーダーされる一般の方で
『キールラインのFRPテープ補強』を頼まれる方がいらっしゃるそうです。

結論から言えば、一般のカヤッカーには全く必要ない補強です。
 原因はこのブログです。以後気をつけます。


*第一に、海のカヤックを選ぶ際、信頼できるショップで十分相談の上
購入ください。

 さて、岩魚さん仕様の日本一周の旅ではキールラインの補強に関しては結局、
FRPテープ3枚重ねによる補強3枚のうち1枚目さえ磨り減らずに帰っており、
実際は補強の必要さえなかったことが、この3年間で
明らかになっています。

 すなわち、バウからスターンまでのFRPテープによる
キール補強は余分な重量増加になっただけで
『何のメリットもなかっ』ということです。
 
 ちなみに今現在も遠征中の八幡 暁さんのマリオンも、
市販品です。

 もし、あなたが八幡さんや、岩永さん以上の旅に使う場合にしても
なんら市販品と仕様は変らないことでしょう。
 

 日本一周を目的に2006年12月に製造された岩魚さん仕様のスパルタン・キングに関しては、当初、
毎日装備満載のカヤックを様々な条件の上陸ポイントに
すばやく引きずりあげることを想定してキールラインの補強を施しました。

 しかし、実際に旅に出てみるとカヤックは軽く、引きずることもなく、
FRPテープ補強は重量を増すだけで、
余計なオプションにすぎなかったということです。
 

 小さな工場でひとつひとつハンドレイアップにより丁寧に製造される、
WFKのカヤックは外からは見えない船体の内側に十分な補強が入っています。
 軽く強く、波の中での操作性が優れている。
多くのプロフェッショナルが日々愛用する理由の一つでしょう。


 このブログで誤解を受ける記載をしてしまい、大変申し訳ありませんでした。

*他にも必要な説明があるので、後日触れたいとおもいます。
いまだ、元になった記事が見つからない。


*ちなみに、ナダカヤックスの不知火2はボトムの擦り切れ防止のため、テープ補強しています。
 僕の場合は単に業務上必要だからです。

 講習やツアーで足場の悪いゴロタのサーフに、あるいはサーフ講習で、参加者が遠慮なく引きずってもよいように。
そして、最初に荷物を積んだ状態で上陸するのは僕だからです。