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羊角湾 初心者スクール EAT730へ


EAT730
photo by S.satou

 今日で2月も終わりです。明日から3月。
待ちに待った春のシーカヤックシーズンに入ります。



 

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スクール


 四季咲き岬でのスクールは好天に恵まれ、
風も穏やかな一日でした。

 *今年の5月の連休のリクエストを調整・準備中です。
リクエストありましたら早めにお願いします。


 明日(月曜日)も初心者スクールで、場所は羊角湾を予定。

友人は今日の午後から下島1周へ出発。約130キロくらい。
 立海水浴場から長島海峡を時速8キロの下げ潮にのり、
牛深を越えて、崎津のビーチへ。
 2日目は西海岸を北上、富岡をまわり、
通詞島を越えて若宮へ。
最終日は本渡の瀬戸を抜けて立海水浴場へ。

 航海の無事とFUNを祈ります。


ブリーズ 215cm/70度/HPSケブラーカーボン/クランク


ブリーズ1
クランクシャフトです。
 クランクはスターン・ラダーが利かせやすい。
同じフォームで長い距離を漕ぐパドラーにおすすめ。
 今回のオーナーはカーボンのハヤテの使い手
検品ついでに撮影。

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宮崎下見ドライブ


ミヤザキ1
 延岡市を流れる北川の河口。
良い波が立っていてたまらない。相当長く乗れます。
プットインの場所をマピヨンでさがそう。
サーフトリップに行きたいですね。

 この日は大分市を早朝7:35に出て、三重町うなしん前8:16
北川町の曽立に9:00直海の漁港に10:28についた。
 おおま、すみえ、しもあそ、ふるえ、などをめぐり延岡14:00。
日之影町14:50通過。馬見原15:30通過、緑川ダム経由
宇土17:09、天草本渡市19:00到着。
2日間で600キロの下道のんびりドライブ。

 宮崎は暖かく、窓全開でドライブした。阿蘇は雪だったのに
この差はどうだろう。デジカメはなかったがあきらめがついた。
独立祝いのカメラだったので納得がいかず、
探しに行ってしまった。

 来月の連休は『島の浦島』をメインにツアー予定。
小川は上流部で悲惨な工事があり、しばらくお勧めできない。
早く工事が終わり、もとの川相になってほしい。

はえの風を探して。


ハエノカゼ
photo by T.hosaka
 なかなか向こうからこないので、
そろそろ春を迎えにいきますか?

 冬の間は割合暇なので、毎日ブログを更新できるけれど、
そのうちこんな具合にはいかなくなるだろう。多分。



 

大蛇伝説が残る日輪碑  魚貫


ニチリンヒ
 牛深の西に浮かぶ大島と魚貫あたりにのこる大蛇伝説。
地蔵尊と弘法大師の力により、大蛇の通る道を、
封じ込めた碑。海が荒れるのを諌めるために建立された。

日程の訂正。2005年 第7回 シーカヤックアカデミー 油谷


 開催日程を間違えてお知らせしていました。
第7回 シーカヤックアカデミー 油谷は
  2005年 5/13(金)~15(日)が正しい日程です。
  

バッカニア 長島海峡縦断ツアーより


バッカニア
photo by S.satou
バッカニア。特徴あるハードチャインのフォルム。
大容量の荷物を高速で快適に運ぶ時に活躍する。
 仕事の効率上、ポーラーでは容量が中途半端になるので、
このカヤックを選ぶ。ある意味、用途が限られるが、
一つに秀でたカヤックはなんにでも対応できる。

 高速巡航と大容量、長さを感じさせない取りまわしの良さ。
空荷では全く分からないが、過積載時の動きのよさはすばらしい。
荷物を積んで長距離移動をする人でないと気がつかないだろう。
追い波での連続のサーフィン性能は述べるまでもない。

 カヤックの傾きを制御できる人には
そのポテンシャルを引き出すことができる。
全ては乗り手の遊び心とスキルしだい。

 *積み込みすぎて一人でもてないこともある。
波を乗りつなぐ時のエッジの切り返しが
スムースで追い波の中で
とても操作しやすいカヤックです。

またまたパドルリーシュ


リーシュ1
シーシュ2
 上はバンクーバーのMECで7ドルで買ったリーシュ。
下はおなじみのもの。
 見ればみるほど自分でも作れそうな簡単な構造です。
上はカリプソのデッキ。
下はバッカニアのデッキ。左のリセスされた部分は
ヘンダースンのデッキ・ポンプが設置されるくぼみ。右側は
デッキ・コンパスが位置する。

アオサの季節 (2004/02/13撮影)


 潮が引いてアオサ網が海上に姿を現す。
でもこの鉄杭がカヤッカーにとって上陸をはばむ
厄介な障害物になる。なぜか、ノルマンディー上陸作戦を
思い出しました。何の映画だっけ?トム・ハンクスが出てたような。

アオサ
アオサ2
 崎津天主堂の路地で乾燥して粉末になったアオノリを
二袋¥500で買ってきました。
一つは熊本の友人にお土産に。

タイダルラピッド 2


タイダル3
 時々、事務所から車で10分の早崎の瀬戸で遊んでいます。
若宮ラピッドと勝手に名づけました。潮流での講習もスタートしました。
 小心者の僕には下流からみた有明海側は海が盛り上がって見えます。
中潮や大潮の満潮いっぱいから、本渡市の平均水面を
割る時間までの波がよさそうです。

 流れのスピードは強弱のリズムがあり、波は変幻自在です。
最大時は腰ぐらいから腹くらいのサイズの波が見渡す限りに広がります。
大潮の瀬に初めて入った日は有明海の北東風が起こすうねりもあり、
久々に本気ブレイスをするぐらいでした。

 天草の海は太平洋側に比べてうねりがなく、かなり穏やかです。
島に移住してからカヤックの練習をする場所がないと思っていましたが、
海は海です。上達したと思っていても、課題は探せば出てくるものです。
null
 
 このラピッドの下流約1キロに鬼池港があります。
カーフェリーの航路があり、30分おきくらいに行きかいます。
 実際に流されてみると7分くらいでかなり航路に
接近することがわかりました。

 仮に大潮時・下げ潮流・最大4ノット/時の場合、
7.416m/60分、つまり123m/1分間流されることになる。
両港同時出発なのでフェリーに注意が必要です。
(この付近は海図上では下げ潮流4.5~5.2kn)

 漁船やクルーザーもかなり近くを通っていきます。
イルカも鬼池港までやってくるので、ボートにも注意が必要です。

 カヤッカーに良い遊び場は漁師さんには良い漁場です。
遊びすぎて周りが見えないなんてことにならぬよう注意しましょう。

カヌー皿 高浜の寿釜窯にて。 天草町


ジュホウガマ
大きいサイズもあります。
 窯元めぐりも意外な発見がありますね。
グラタンとかシチューかな。
℡:0969-42-1114(天草町・高浜焼 寿芳窯)

 このお店の横にある上田家の建物は必見。
古い建築物好きにはたまらない。
庭のつくり、障子、窓の桟。門構え。古い竈。井戸。
どれも印象に残ります。
 カヤッカーの結婚式の引き出物にどうだろう。


 

高浜の上田家の庭で。


ハナ
日に日に気温が上がり、春めく。ぼけの花だっけ?
沈丁花のつぼみもじわりとふくらみ始めてる。

 お昼になるとウグイスが鳴いている。
 朝もえのきの大木のてっぺんで、
高らかに鳴いている鳥は一体?
 三浦半島の宮川湾をみおろす風車の丘でよく聞いた声だ。
初夏の草原にいる鳥だ。

 二十四節気の一つ、『雨水』。雪や氷が雨となり降るようになる。
草木が芽生え始める頃の意。

日没


ニチボツ
 さつき浦の日没。
多分秋くらいだと思います。

 夏の間、毎日、太陽の高さを目測で測っていたら、
随分正確に時間がわかるようになりました。
おおよそ5分前後の誤差くらいです。
 時計なんて要らないとおもっても、
お客さんがいる時はそうも行かないものです。

 今年もやってみよう。
アルガフォレスト時代よりも海に出る回数が減っていて、
目利きの経験を積むのが難しい。
もっと海に。

 
 
 

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海の上は右側通行(例外もあり)


カイジョウ
ハマジンチョウの花見帰りに富岡港のともえ崎を回り込む。
フェリーが廃止されてから、港がちょっと寂しくなった。
 

『遠征の初日にわかること』  ~ある冬の日の記録から~


  2002.12.17 (火)
その日の予報 北後、南西の風夕方まで強く、
波の高さ3メートル後2メートル
最大風速15メートル、後11メートル。
雷強風波浪注意報。一時的に冬型の気圧配置。

 こんな日は出艇できる人も場所もが限られる。
強いオフショアのため、柴田さん(アルガフォレスト代表・
詳しくは『カヤック海を旅する本』最新号をご覧ください)
は真鶴から三浦半島への横断を中止した。
 かわりにパタゴニアのスタッフTHと3人で半島の先端にある毘沙門へ移動。
半島の先端の城ヶ島を巡って芦名まで追い波を楽しもうという遊びだ。
THのニヤックを艇庫まで取りに行くのが面倒だったので、
ラックに積んである不知火Ⅱ2艇、ショアライン・フェーゴを使う。

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2月の天草ツアー ~イルカの島をめぐる海旅~


FEB 1
 11日から14日にかけてのツアーは初日、
通詞島でのイルカ狩りからスタート。この日は午前中の
SNA便が40分遅れだったが、3時には出艇できた。
 高速道路は半額キャンペーン(?)で¥350と安かった。

 皆様、関東から遠路はるばるお越しくださいまして、
ありがとうございます。

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デッキの上には。


 バウデッキの上には何が載っていますか?
ナロゲンボトルにポンプ、GPS、手袋、パドルフロート、パドル、etc。
 釣りの仕掛けに、地図、ラジオ、携帯、
こぐ時邪魔にならなければデッキバッグもいいですね。
 スプレイスカートをあけたときしか使わないものならば、
シートの横に積めるスペースがあれば、そこにつめてしまいます。
デッキ

定置網体験 四季咲岬


テイアミ

 富岡の民宿『大漁丸』では朝、定置網の体験を行っています。
シーカヤッカーも含めて、海で遊ぶ人は一度でもよいので、
船舶に乗ったり、定置網の体験をおこなうと、
もっと海のことを知ることができるのではないでしょうか。
この日のお土産は立派なひらめ。うまそう。

ウミウ 四季咲岬にて


 四季咲岬でウミウを見かけた。
潜って魚を採るのが専門の彼らは、こうして岩の上で
濡れた羽を乾かす。なんでも油腺(?)が発達していなくて
羽がびっしょり濡れてしまう。そのつど乾かす必要があるようだ。

 冬の三浦半島の城ヶ島にいくとウミウのコロニーを
見ることができる。まだあんな大規模なのは天草では
みかけない。かわりにカツオドリのコロニーは見れる。
 沖は有明海に向かうタンカーや貨物船の航路だ。

ウミウ
潮が止まっていて海も穏やかなツーリングでした。

イルカ狩り


イルカ
 明日から天草ツアー。
今回は民宿2泊、バンガロー泊1泊の3泊4日。
初めての試みだ。明日は夕方の潮は良くて、風だけ気になる。
おそらくスラックタイムは短い。45分間くらいか?
 夕方、潮の止まる前にプットインが目標だ。
うまくイルカにあえると良いが、生き物は難しい。

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2005年 第7回 シーカヤックアカデミー 油谷


 今年もシーカヤックアカデミーの準備が進んでいます。
先日、事務局から下記の案内が届きましたのでご紹介いたします。
 開催日程は5/.14(金).15(土).16(日)の三日間です。
動向や内容が決まり次第ご案内いたします。

 *最終日に参加者全員で話し合われる今後のアカデミー候補地も気になります。
 沖縄や九十九島など、将来九州で開催される日もあるかもしれません。
講師の名前に経験の足りない自分があるのが恥ずかしいのですが、
参加していただいたカヤッカーに、
何かを始める良いきっかけになればよいなと考えています。

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「ForestForever」のご紹介。


友人が紹介してくれたサイトですが、
とてもよい感じのサイトなので紹介します。彼曰く、
 
『富士フイルムの企業イメージ向上のためのWEBサイトですが、
すばらしいサイトです。

熊野の森やNZのフィヨルドの森など、世界の森を紹介するサイトです。
環境問題に取り組む世界中の有識者のメッセージもあります。
まだの方、一件の価値ありです。

「ForestForever」
http://www.forests-forever.com/

※ブロードバンド専用のコンテンツです。』
 ナダカヤックスは島なので光ファイバーで接続しています。
ADSLだと中継局が遠いため光ファイバーにしています。

逗子に住んでいた頃は最大2.2メガですが、
今は「光の速さ」17メガで常時接続です。
サーフカヤックの長い動画もバシバシ見れます。

 本渡での生活は物価がかなり安いけれど、
通信費とガソリン代はかかります。

紅梅が花開く。


 寒の緩みか、開け放した窓から
梅の香りが溶け込むような、そんな暖かい日でした。
裏の竹やぶでウグイスが初鳴きでした。
 もう立春をすぎました。やがて春ですが、
寒の戻りはあるでしょう。
ウメノハナ
今日の牛深の最高気温16.6度。

マシュマロを焼くか?それともビールか焼酎か?


月曜日の朝、皆様いかがお過ごしですか?
日曜日は牛深で漕いできました。
タキニ1
 牛深の魚貫のとあるビーチでマシュマロを焼くカヤッカー。
カナダでは焚き火といえばマシュマロを焼くそうです。
日本では焼き芋か?ジャガイモをホイルに包んで
熾き火の中でころがしながらホクホクに焼くのも美味い。
生しいたけに醤油をたらリと落としてホイルでもよい。
マヨネーズもあう。

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長島海峡から北を望む。


ナガシマ
下須島の東岸から北をのぞむと左から台形の産島、
赤島、戸島がみえる。右手手前は牛島。

 いよいよ今週は経験者向け縦断ツアー。
そばに酒屋も水もある産島のバンガロー泊で、
装備もかなり軽量化してさくっと縦断。
ライト&ファストなカヤッキング。
(買出しとチェックインはカヤックで隣の島へむかう)

スパルタン450 プロトタイプ さらにレポート追加。2005/02/06


スパルタン5
 手前が試作品のスパルタン450。(全長450センチ・全幅54センチ・16kg)
斬新なデッキデザイン。ハンマーのような力強いライン。
 パドルフロート・レスキュー用のパドルシャフトを当てる
溝とバンジーコードが標準装備。
コックピットはK-1サイズ。テストではブッシュ・補強付きスカートを使用。

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グラスボート 鶴葉山公園より。


グラス
牛深にはグラスボートがある。大まかな時間と航路が決まっているので、
よく観察して航路を見極めてから漕いでほしい。
デッキに人がいないのは、グラスボートだから。念のため。
 
 この船が見えない時が注意が必要です。船の近くにいると
スピーカーで警告を受けるので気をつかうこと。
 なにかしら、事情がなければ鶴葉山公園側の岸には近づかない。
冬は見事な水仙、春は桜が楽しめます。
 
 上陸してトイレによったり、水を汲む場合は、
このボートがここから去ってしまったあとか、
あきらかに今日はいないと分かる時だけです。
干潮時砂浜になるが、干満の差が激しいので、
滞在時間に余裕があるように潮を読むこと。

 そして、このボートの周りの海より、対岸の築の島のほうが
泳いで綺麗で潜ってもすばらしい。釣り人もいない。

 法が島の獅子吼岬も冬の間、カツオドリのコロニーを
見るためボートがよっていくので注意が必要だ。
現場は潮が速く、船舶の多い狭い海峡を連続して渡るので、
人数が多い時の横断は気を使う。
 
 潮が速い時、ここでは連続のフェリーグライドができると
楽して渡れる。
 

スパルタン450のプロトテストをおこないました。


ちょうど良い具合に天候が悪く風が吹いてくれて、
良いテストになりました。

 450センチとは思えない追い波サーフィン時のスピードと
素直なコントロール性でした。
 ちょっと長いですが、個人的に感じたことを書きます。話半分で聞いてください。
 このカヤックの乗り手の対象に比べて
私は体重が重すぎます。
 (テスト時は空荷です。当日の風は北~北西およそ5~7メートル。
場所は松島の西目海水浴場から飛竜島までの往復6キロあまり。
波は1~0.5メートル。パドルはダブルダッチ・ブリーズ215センチ使用。
私は身長が170センチ、体重が63キロあります。
普段はショアライン・フェーゴか不知火Ⅱに乗っています。)

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