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サーフ講習/サーフ・トレーニング  その9  腹筋 


シーカヤック サーフ講習フッキン
photo 宮崎県日向市 小倉が浜でのサーフィン

 波を越えた後に行う腹筋の動作について。
何のことだか想像がつかないかもしれませんが、
普段から、自然に行っているかもしれませんね。
 タイダルラピッドでの上流へのサーフィンなどが速くできる人は
おそらく身について自然に行っています。
 
 

 

波を上手く越えた後、カヤックが空中に飛び出して、
失速していませんか?または、
派手な音を立てて、腹打ちならぬハル打ちをしていませんか?
 
 次のセットがきていたり、荷物を積んだカヤックの場合は、
なるべくインパクトがカヤックにないようにしたいものです。

 このため、波を乗り越えた瞬間に浮かび上がったバウを、
向こう側の海面に滑り落としてあげます。
  胸を前にかぶせるように、膝に向かって引き寄せます。
両膝を引き寄せるといったほうがよいでしょうか?
船体が短いサーフカヤッカーにも有効なテクニックです。

 ハルが着水した瞬間(あるいは先行動作として)、
足で軽くペダルを踏み込みます。

 それにより、カヤックはサーフィンを沖に向かって始めます。
水面に吸い付いたような、見た目にも大変スムーズなこの動きは
タイミングを掴むまで地道な練習が必要です。

 追い波のサーフィンが上手く乗りつなげない人は
これができれば、いちいちカヤックが失速することはありません
 外国のサッカーチームのパスワークは流れるようにスムーズですが、
日本のパスは毎回ボールがとまってしまうのと似ています。

 サーフの話も次回で最後です。

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